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2012年6月28日 (木)

遺言に関するちょっと細かい話

2012年5月 FP技能士2級学科試験 問53より
(ちょっと難しい問題、見慣れない単語がある問題、答えに迷いやすい問題をピックアップして解説しています)

■選択肢
公正証書遺言は、遺言書の原本が公証役場に保管されるため、普通遺言方式のうち、内容の秘匿性が最も高い方式である。

■解説
この選択肢は不適切です。公正証書遺言の場合、遺言内容は公証人と二人の証人に開示されます。一方、秘密証書遺言は、公証人と二人の証人が遺言の存在を認知はするものの、その内容は開示されません。そのため、公正証書遺言より秘密証書遺言の方が秘匿性は高く、公正証書遺言が最も秘匿性が高いとはいえません。


■選択肢
公正証書遺言は、遺言者が遺言書の正本の一部を破棄した場合には、その破棄した部分について遺言を撤回したものとみなされる。

■解説
この選択肢は不適切です。一般に、遺言を破棄すれば、その部分について遺言を撤回したことになります。しかし公正証書遺言の場合は注意が必要です。
公正証書遺言の原本は公証役場に存在するため、遺言者の手元にある正本の一部を破棄しただけでは正式な破棄とはみなされません。公正証書遺言の内容を一部破棄したい場合には、新たな遺言を作成する、遺言で指定した財産を生前に処分する、などの方法を取らなくてはなりません。


■選択肢
遺留分権利者が相続開始後に遺留分を放棄するためには、家庭裁判所の許可を得なければならない。

■解説
この選択肢は不適切です。相続開始前の遺留分の放棄であれば、家庭裁判所の許可が必要です。一方、本選択肢のように相続開始後の場合は、本人が遺留分放棄の意思表示を示すだけで、遺留分を放棄することができます。


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