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2012年12月 7日 (金)

加給年金と振替加算

2012年9月に行われたFP技能士試験の問題の中から、受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題、難問と判断した問題などを中心に解説しています。

市販FPテキストの6分野の順に問題の解説をしていきます。今回は「ライフプランニングと資金計画」の分野の解説をしています。

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2012年9月 FP技能士2級 学科試験 問6より

老齢厚生年金および老齢基礎年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

2.老齢厚生年金の受給権者に加給年金額の対象となる配偶者がいる場合の加給年金額は、その配偶者の生年月日に応じて定められた金額となる。
3.老齢基礎年金に加算される振替加算の額は、その老齢基礎年金の受給権者の生年月日に応じて定められた金額となる。

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選択肢2は不適切です。加給年金の金額は、配偶者の生年月日には関係なく、子供の人数によって定められた金額となります。

選択肢3は適切です。まず、加給年金関連で知っておくべき知識となりますが、加給年金は国民年金第2号被保険者が受給しますが、振替加算はその第2号被保険者の配偶者が受給するものです。加給年金と振替加算の受給者は同一人物でないという点を理解しておきましょう。
さて、これを踏まえて選択肢の解説です。振替加算の額は第2号被保険者の配偶者の生年月日によって金額が定められています。すなわち、振替加算の受給者の生年月日によって金額が定められるということになります。振替加算と老齢基礎年金とは同時に受給権が発生するので、「振替加算の額は、その老齢基礎年金の受給権者の生年月日に応じて定められた金額」ということができるのです。
振替加算についてしっかり理解していないと、自信を持って答えづらい選択肢だったかと思います。

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