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2013年4月16日 (火)

年金の繰下げ受給と、加給年金の関係

2013年1月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

市販FPテキストの6分野の順に問題の解説をしていきます。今回は「ライフプランニングと資金計画」分野の問題の解説です。

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2013年1月 FP技能士2級学科試験 問5より

老齢厚生年金の加給年金額および繰下げ支給に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

3.老齢厚生年金の支給繰下げの申出をする場合、その申出は老齢基礎年金の支給繰下げの申出と同時に行わなければならない。
この選択肢は不適切です。老齢基礎年金のみを繰下げ申請することも可能ですし、老齢厚生年金のみを繰下げ申請することも可能です。それぞれ独立して、繰下げ申請をすることが可能となっています。 逆に、繰上げ申請の場合は、老齢基礎年金と老齢厚生年金を両方同時に繰上げ申請しなければなりません。この違いも覚えておきましょう。
4.老齢厚生年金の支給繰下げの申出をした場合、加給年金額は繰下げによる加算額を算出する際の対象となる年金額から除かれる。
この選択肢は適切です。老齢厚生年金の繰下げ支給を申請すると、老齢厚生年金自体の受給額は1か月あたり0.7%増額されます。しかし、加給年金と振替加算額については、この増額の対象とはなりません。つまり、繰下げしてもしなくても、加給年金と振替加算額は同じ受給額となります。 ちなみに、老齢厚生年金の繰下げ申請により、65歳以降老齢厚生年金を受給していない期間は、加給年金も支給停止となります。加給年金の受給と、老齢厚生年金の受給は、常にセットで受給するルールとなっているからです。

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