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2013年7月19日 (金)

【FP試験の解説】健康保険の被扶養者、退職者医療制度について

2013年5月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

市販FPテキストの6分野の順に解説をしており、今回は「ライフプランニング資金計画」分野の問題の解説です。

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2013年5月 FP技能士2級学科 問3より

退職者および高齢者の公的医療保険制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

2.健康保険の被保険者である子に生計を維持されている者は、子と同居していない場合、他の要件にかかわらず、その子の加入する健康保険の被扶養者になることはできない。
この選択肢は不適切です。このケースでは被保険者の父母などの直系尊属について問われていますが、直系尊属であれば同居していてもしていなくても、被扶養者となることができます。 健康保険における被扶養者の範囲は、次のとおりですので整理して覚えましょう。

●同居していなくても被扶養者になれる人
・配偶者(内縁を含む)
・子(養子を含む)・孫・弟妹(兄姉は含まれないことに注意)
・父母等の直系尊属

●同居していなければ被扶養者になれない人
・上記以外の三親等内の親族(被保険者の兄姉、配偶者の父母、配偶者の兄弟姉妹など)
・内縁の配偶者の連れ子(内縁の配偶者が死亡した後も対象)
・子の配偶者、孫の配偶者

3.国民健康保険の退職者医療制度の被保険者と国民健康保険の一般被保険者を比べた場合、保険給付の内容および一部負担金について差異はない。
この選択肢は適切です。 退職者医療制度は、平成20年(2008年)から始まった後期高齢者医療制度が導入される前に存在していた制度で、現在は廃止の扱いになっています。ただし既存の退職者医療制度の加入者に配慮し、平成26年度まで移行期間として存在している制度です。 退職者医療制度は本選択肢のとおり、国民健康保険と同等の保険給付となっています。

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