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2013年8月 7日 (水)

【FP試験の解説】外貨建て金融商品の取引

2013年5月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

市販FPテキストの6分野の順に、今回は「金融資産運用」分野の問題の解説です。

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2013年5月 FP技能士2級学科 問27より

居住者である個人が国内金融機関で行う外貨建て金融商品の取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.国外の証券取引所に上場する株式を取引する方法には、国内店頭取引と海外委託取引(外国取引)がある。
この選択肢は適切です。国内店頭取引とは、証券会社を相手方として(国内の証券取引所を通さずに)直接売買をする取引です。つまり、国内店頭取引で株式を買う時、その証券会社が持っている株式を買うことになります。 一方の外国取引は、証券会社が取次役となり、外国の市場(外国の取引所の場合もあれば、外国の店頭市場の場合もある)へ注文を出して取引を行う方法です。
3.金利水準が日本よりも高い国の通貨建て外貨預金に為替リスク回避目的の為替先物予約が付されている場合、円換算の実質的な金利は、その外貨預金の表面上の金利よりも低くなる。
この選択肢は適切です。この内容を理解するためには、為替先物予約の仕組みを理解する必要がありますが、ここでは簡単に説明します。(為替先物予約は、デリバティブの一種です) 為替先物予約を行うと、その時点以降、価格変動リスクがなくなると同時に、金利差の恩恵も受けられなくなります。したがって、日本より高金利な通貨に預金をしていても、結局は日本円の金利と同等の金利水準の恩恵を受けることになり、結果として外貨預金の表面上の金利よりも、実質的な金利の方が低くなってしまうのです。 ちなみに、為替先物予約はデリバティブの性質を有するため、為替先物予約を行うとそれを解約することは基本的にできません。
4.外貨建てMMFのみの取引を行う場合であっても、外国証券取引口座の設定は必要である。
この選択肢は適切です。この選択肢の通り外国証券取引口座の設定は必要となりますが、外貨建てMMFのみであればその口座の管理料は不要です。まとめて覚えておきましょう。

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