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2013年8月30日 (金)

【FP試験の解説】貸宅地と貸家建付借地権

2013年5月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

市販FPテキストの6分野の順に、今回は「相続・事業承継」分野の問題の解説です。

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2013年5月 FP技能士2級学科 問56より

Aさんが所有する宅地または宅地の上に存する権利の相続税における評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、賃貸借関係のある宅地については、いずれも借地権(定期借地権は除く)の目的となっている宅地であるものとする。

3.Aさんが所有する宅地をCさんに賃貸し、Cさんがその宅地の上にCさん名義の居住用家屋を建て、これを賃貸の用に供している場合、その宅地は貸家建付地として評価する。
この選択肢は不適切です。AさんはCさんに土地を貸しているという事実に基づき、この土地はAさんにとっては貸宅地として評価をします。このときCさんがどのような建物を建てたとしても、貸宅地として評価します。

ちなみに、Cさんにとっては、自己の名義の居住用家屋であってもそれを賃貸の用に供しているので、貸家建付借地権として評価します。
貸家建付借地権の概念は、まれに2級で出題されますので、余裕があれば理解しておきましょう。

このように、一つの土地であっても、土地の借主と貸主とではそれぞれ評価方式が異なります。この点も理解しておきましょう。

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