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2014年1月19日 (日)

【FP試験の解説】夫婦間での贈与はいつでも取り消せる

【予告】1/26ごろより、当ブログは新しいURLにて運営をいたします。詳細は、改めて告知をいたします。

2013年9月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

試験で出題される6分野の順に解説しています。

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2013年9月 FP技能士2級 学科 問51より

3.夫婦間でした贈与契約は、第三者の権利を害しない限り、婚姻中、いつでも夫婦の一方から取り消すことができる。
選択肢3は適切です。実は夫婦間においては、贈与契約書を締結したとしても、また贈与の履行が完了した後であっても、婚姻中ならばいつでもその贈与を取り消すことができるのです。 民法の条文には「夫婦間の契約は、第三者の権利を害しない限りは、婚姻中いつでも夫婦の一方から取り消すことができる」と記載があり、これが贈与の契約においてもあてはまるのです。 このように夫婦間の契約は、一般の契約とは異なるルールが適用されている点を、理解しておきましょう。

ちなみに、法律上は上記のように解釈されるのですが、いわゆる夫婦関係が破たんした状態の時には、婚姻関係が継続していても贈与契約を取り消せるとした最高裁判所の判例があります。離婚目前の夫婦間では、財産の所有権でもめることもありますね。
なお、このようなケースは、個別具体的なケースにおける法解釈が発生するため、弁護士の業務範疇になる点に注意が必要です。

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