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2014年1月22日 (水)

【FP試験の解説】青空駐車場の評価額

2013年9月に行われたFP技能士試験の問題の中から、多くの受験者が間違えやすい問題、知識を整理していないと答えづらい問題をピックアップして解説しています。
今後試験を受ける方、試験合格済みだけれどさらなる知識を身につけたいと考えている方の参考になればと思っています。

試験で出題される6分野の順に解説しています。

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2013年9月 FP技能士2級 学科 問56より

3.土地所有者が、所有する宅地を青空駐車場として賃貸の用に供している場合、その宅地は貸宅地として評価する。
選択肢3は不適切です。青空駐車場の場合は自用地評価額で評価します。青空駐車場でなくて、もう少し良い設備や環境を整えた駐車場であっても、自用地評価額で評価します。

他人に貸しているのになぜ貸宅地にならないのか、疑問に思った方がいるかもしれませんね。少し掘り下げて説明しましょう。

一般的に土地を貸すという場合には、その土地をどのように利用するかは借主の意志で決定できます。このような場合には貸宅地として評価をします。
しかし駐車場の場合には、駐車場を借りている人(言い換えると駐車場利用者)がその土地を好きなように使うことはできません。あくまでも、指定されたスペースに駐車をすることだけが許可されています。
駐車場利用者には、土地そのものをどのように利用するかの決定権はありません。別の見方をすると、駐車場は土地の賃貸ではなく、土地所有者が自ら保有する土地の上で提供しているサービスともみなせます。

このような様態の貸し借りの場合は、借地権が発生しません。したがって、借地権割合を引き算する計算式は使えず、自用地で評価することになるのです。

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