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2014年3月18日 (火)

[2級] 中小企業退職金共済(中退共)についての出題

2014年1月のFP技能士試験で、多くの受験者が間違えやすい問題、難しめの
問題をピックアップして解説しています。

ややハイレベルな内容ですが、今後受験される皆様が、より合格圏内に達する
ことができるよう、分かりやすく丁寧に解説しています。

すでに合格済みでさらなる知識を身につけたい方、またFP資格を活かした仕事を
する方にとっても参考になればと思っています。

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2014年1月 FP技能士2級 学科 問8より

1.中退共に新たに加入する事業主は、加入後4ヵ月目から1年間にわたり、国から掛金月額の全額の助成を受けることができる。

この選択肢は不適切です。「掛金月額の全額」を「掛金月額の1/2(ただし上限5000円)」になおすと、正しい文章となります。

2.事業主の配偶者や事業主と生計を一にする同居の親族は、事業主に使用される者であっても、中退共に加入することはできない。

この選択肢は不適切です。同居の親族であっても、事業主に雇用されている実態があれば加入できます。
ただしこの場合は、他の従業員とは異なり、雇用を確認するための書類を加入時、加入中、退職時に提出する必要があります。

3 .中退共からの退職金の受取方法は一括して受け取る方法のみであり、退職金を分割して受け取ることはできない。

この選択肢は不適切です。一括受取以外に、分割受取と、一括受取と分割受け取りの併用が認められています。ただし分割受け取りは、退職日に60歳以上であることなど、一定の要件を満たした場合に限り適用されます。

4.被共済者が退職後に中小企業者に雇用されて再び被共済者となった場合は、所定の要件の下、前後の退職金共済契約に係る掛金納付月数を通算することができる。

この選択肢は適切です。
本選択肢以外に場合にも、中小企業退職金共済を利用している企業間で転職をした場合にも、掛金納付月数を通算することができます。

納付月数通算のメリットですが、複利の効果で退職金を多く受け取ることができます。中小企業退職金共済では、掛金納付月数が多いほどより多くの退職金がもらえます。たとえば納付年数が30年の時の退職金額は、納付年数15年の退職金額の2倍より多くもらえるのです。
ただし、掛金納付月数を通算するためには、下記の要件を満たしている必要があります。
・掛金が12月以上納付されていること
・前回の退職(掛金の納付停止)から2年以内に申し出ること
・前回の退職に伴う退職金を請求していないこと

中小企業退職金共済について記載がない試験対策テキストも多いでしょう。
詳細について勉強したい場合には、中小企業退職金共済の公式サイトも参考にしてみてくださいね。
http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/

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【次回以降の、FP技能士3級・2級合格勉強会のご案内】
ファイナンシャルプランナー資格取得を目指す方々が集まり、一緒に楽しく学びあう勉強会です。
●2014/5/10(土) FP技能士3級 頻出重要ポイント対策勉強会
●2014/5/17(土) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策勉強会

いずれの勉強会も、学科と実技の試験対策を含んでいます。
試験頻出の点、多くの受験者が間違えやすい点などの重要ポイントを濃縮した問題を解きながら、短時間で整理して理解できる勉強会です。
答え合わせをグループワーク形式で行うので、同じ合格を目指す者同士で、楽しくもしっかり学びあえるのも大きな特徴です。

ご興味をお持ちになりましたら、ぜひご参加くださいね。
参加申し込み、詳細はこちらから!
http://money-study.net/fp/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。

皆様の周りに受験予定者がいらっしゃれば、ぜひ当勉強会をご紹介ください!

 

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