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2014年8月 4日 (月)

【3級受験者も対象】年金の繰下受給は、65歳以降にもらえる年金に対してしか行えない

本日は、前回2014年5月のFP技能士試験の過去問を解説いたします。
(中でも、多くの受験者が間違えやすい問題、試験対策テキストの記述が不足
している点に重点を置いて解説しています)

皆様のために、ややこしい内容も、分かりやすく解説していきます。
これを読んで、レベルアップしていきましょう!

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2014年5月 FP技能士2級 学科 問5より

3.特別支給の老齢厚生年金を受給した者は、65歳から受給することができる老齢厚生年金を66歳以降に繰り下げて受給することはできない。

 

この選択肢は不適切です。これはちょっとややこしいお話です。

まず押さえておくべき点ですが、公的年金の繰下げは、65歳以降にもらえる年金のみに適用できるという点です。

老齢基礎年金は、そもそも65歳からもらえるものですので、老齢基礎年金自体は繰下げ受給することができます。

一方老齢厚生年金は、65歳以前にもらえる「特別支給の老齢厚生年金」と、65歳以降にもらえる「特別支給でない老齢厚生年金」の2つに区分されます。このうち、繰り下げの対象になるのは、65歳以降にもらえる「特別支給でない老齢厚生年金」の方だけなのです。

すなわち「特別支給の老齢厚生年金」は、報酬比例部分も定額部分もともに、繰り下げ受給することはできないのです

 

そのため、本選択肢にあるように特別支給の老齢厚生年金を受給した人であっても、65歳から受給することができる老齢厚生年金を繰り下げ受給するかどうかは、自由に決めることができるのです。

年金であればなんでもかんでも繰下げできる、というわけではないことを、この問題からも学び取ってくださいね。

 

※今後も定期的に、前回試験の過去問解説を連載していきます。

 

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