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2014年9月 6日 (土)

【3級試験解説】みなし贈与についての出題

本日は、前回2014年5月のFP技能士試験の過去問を解説いたします。
(中でも、多くの受験者が間違えやすい問題、試験対策テキストの記述が不足
している点に重点を置いて解説しています)

皆様のために、ややこしい内容も、分かりやすく解説していきます。
これを読んで、レベルアップしていきましょう!

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2014年5月 FP技能士3級 学科 問26より

個人の間で著しく低い価額の対価で財産の譲渡があった場合,原則として,その対価と財産の時価との差額に相当する金額について,贈与があったものとみなされる。

この記述は正しいです。
これを「みなし贈与」といいます。みなし贈与について記述のあるテキストは比較的多いと思いますが、過去には出題されていません。過去問だけに頼った勉強法では、この問題に対応できなかったかもしれませんね。

たとえば、時価が1000万円である財産(株式、金、不動産などをイメージしてください)を、100万円で譲ってもらったとします。
この時、差額の900万円得をしたことになりますよね。この得になった部分を、贈与とみなされ、贈与税の課税対象となる、ということです。

ところで、本文の「著しく低い価額」という微妙な表現が引っ掛かりますね。
実務上、著しく低いかどうかは国税庁が個別に判断するとされています。
過去の裁判で、土地の譲渡を相続税評価額(時価の80%とされています)で行った場合に、この金額は「著しく低い価額」にあたらないとされた事例もあります。
一方で、上場株式など常に公正な時価が形成されるものの場合は、時価より低い金額であれば常に「著しく低い価額」とみなされるという考え方もあります。

このあたりの判断は税理士レベルの内容になりますが、FP試験対策としては、本問のような「みなし贈与」の概念を把握しておくことが重要ですので、これは覚えておきましょう。

 

※今後も定期的に、前回試験の過去問解説を連載していきます。

 

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