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2014年12月 1日 (月)

遺族厚生年金の支給停止の条件

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

本日は、2014年9月のFP技能士試験の過去問を解説いたします。
(中でも、多くの受験者が間違えやすい問題、試験対策テキストの記述が不足
している点に重点を置いて解説しています)

皆様のために、ややこしい内容も分かりやすく解説していきます。
これを読んで、レベルアップしていきましょう!

===================

2014年9月 FP技能士2級 実技(きんざい損保) 問3より

【問題】
3.「Bさんが厚生年金保険の被保険者として働き始めた場合,遺族厚生年金は,総報酬月額相当額の多寡によって,年金額の一部または全部が支給停止となる場合があります」

 

【解答と解説】

この記述は誤りです。
遺族厚生年金を受給している人が、厚生年金保険の被保険者になっても、遺族厚生年金額は全額そのままもらえます。
原則として、遺族厚生年金は生涯受給し続けられるものですが、次の場合には減額または支給停止となります。

・別の配偶者と結婚することとなった場合は、支給停止(内縁関係になった場合も支給停止)
・65歳以降に老齢厚生年金を受給できる場合は、老齢厚生年金に相当する額が、遺族厚生年金から支給停止(遺族厚生年金額の一部が老齢厚生年金に変わるイメージです)

問題文中にあるように、「総報酬月額相当額の多寡によって,年金額の一部または全部が支給停止となる」は、老齢厚生年金についてのことですね。これは遺族厚生年金にはあてはまりません。
これも併せて覚えておきましょう。

 

※今後も定期的に、9月試験の過去問解説を連載していきます。お楽しみに!

 

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