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2015年2月16日 (月)

試験対策テキスト・問題集の選び方で、大切なポイント

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

次の5月試験に向けて、勉強を始めていこうと考えている方も多いことでしょう。
そんな方のために、本日はFP試験対策テキスト・問題集の選び方についてお伝えします。
実際、どの出版社の教材が良いのかについての質問をたくさんいただいていますし、それだけ悩みの多いテーマでもあります。

本日の内容はかなり長文ですので、時間のある時にじっくり読んでくださいね。

 

■学科対策の教材選び

学科試験は、全ての受験者で共通の内容であるため、基本的にはどの書籍・問題集も学科試験対策に対応しています。しかし中には、実技試験のみに対応したテキストや問題集も少数ですが存在します。
購入時には、学科試験にも対応しているかどうかにも、念のため注意して下さい。

 

■実技試験対策の教材選び

実技試験は、いくつかある種類の中から受験者が1つを選択します。
実技試験対策の教材選びでは、ご自身が受験する実技試験に対応したテキスト・問題集であるかを十分ご確認のうえ、購入してください。
自分が受験しない実技試験を対象にした教材を誤って買ってしまうと、適切な試験対策ができず、高得点を狙う十分な学習ができなくなります。

実技試験の対応状況は、テキストによりばらつきがあります。
きんざいの実技試験だけを想定して構成している書籍もあれば、FP協会の実技試験だけを想定して構成している書籍もあります。
表紙や目次をみても、どの実技試験に対応しているのかが記載がないものもあるので、ご注意ください。
どの実技試験に対応しているのか明確でない書籍は、買わない方が無難かもしれません。

なお、2級のきんざいの損保顧客と、きんざいの中小事業主の実技試験を受験する方は、さらに注意が必要です。
この2つの実技試験に対応した書籍はほとんど存在せず、大型書店にすらない場合もあります。手に入れるのに時間がかかってしまう可能性もあるので、手配は早目に行う方がよいでしょう。ネットで購入するのもお手軽です。

 

■世間の「おすすめ」書籍は、それほどあてにはならない

書店に行くと、FP試験対策のテキストや問題集はたくさん種類がありすぎて、どれを買えばよいか悩んでしまうほどです。

ネットで調べると、おすすめの書籍を紹介しているサイトがいくつもあります。
この本がいい、こちらがオススメです、など、書籍の比較サイトも山のようにあります。
一見すると、書籍選びで悩む受験者の強い味方のように思いますが、これらのサイトで紹介されているおすすめは、それほどあてにはならないと思った方が良いです。

なぜなら、これらのサイトは、テキストや問題集の中身を詳細に分析した結果を発表しているわけではなく、単なるアフィリエイト目的だからです。
サイト運営者が儲けるためにやっているのです。

受験者であるあなたのことを、真剣には考えてくれていません。
どんな理由であれ、あなたがクリックして実際に書籍を購入するなどのアクションを取らせることで、収益を上げようと考えている人たちなのです。

今や口コミが主流の時代ですから、これらのサイトを頼りにしたくなる気持ちもわかります。
ですが、上記の理由を割り引いて考えることが必要で、本当にあなたのためになっているのかを客観的な視点で考えてみてください。

 

■実際に複数社の試験対策テキストを比較してわかること

私は勉強会の運営に当たり、実際に複数社の試験対策テキストを読んでいます。
過去に出題された問題に対し、その問題の答えとなる記述がどの出版社のテキストに記載されているかを、調査することがあるためです。

実際に過去問とテキスト内容を突き合わせ、複数社のテキストを比較した私が感じていることをお伝えします。

まず3級の試験対策テキストですがどの出版社も大きな差はありません。
かなり乱暴な言い方をすれば、どの出版社の書籍を買っても合格には達することができます。

一方の2級のテキストは、

・どの出版社も、過去問の6~8割ほどしかカバーできていない
・出題範囲を完璧の網羅したテキストは、存在しない
・だから、テキストに載っていないこともある一定数は出題される

のです。言いかえると、お使いの試験対策テキストを使って勉強しても、知らない世界からの出題が全問題数の2~4割はあるということです。2~4割と書きましたが、書籍によってばらつきがあります。過去問の対応率が高い書籍もあれば、ガッカリするほど低いものもあります。

実際には、まったく知らない世界からの出題であっても、選択肢を消去法によって絞り込んで正解する確率を上げることはできます。
しかしながら試験対策テキストが十分に対応しきれていないがゆえに、テキストでしっかり勉強しても、やむなく不合格になる方が3級に比べて増えています。これが、2級の合格率がかなり低くなっている最大の原因と考えています。

 

■読みやすい本ほど、抜けは多い

出版されている試験対策テキストはさまざまです。ただ、概して言えることは、読みやすい本ほど抜けが多い、つまり実際の出題範囲全体から見た網羅率が低い、ということです。
ここでいう読みやすい本とは、ページ数が薄いもの、とにかくわかりやすさが重視されているもの、他社と比較して図やイラストの比率がかなり高いものです。

これらの書籍は、スラスラ読めて内容もすぐに理解でき、サクサクと学習を進められる感覚になれるのが特徴ではあります。合格に自信がない人が選びがちな本ですが、たとえ勉強がしやすくても、合格に必要な知識が得られないなら意味がありません。

この手の書籍で勉強をしていると、「自分が買ったこのテキストで本当に合格できるのか?」とテキストに不信感を持つ場面が増えてきます。
試験勉強の後半に入ると、問題集や過去問をたくさん解いて勉強することになります。
問題を解いたときに不正解になり、正しい知識をもう一度勉強しようと、テキストを読み直すことが増えてくるでしょう。

この時、該当の記述が「持っているテキストに全く載っていない」ことに、気が付くのです。
このような経験が重なると、本当に合格できるのかと不安が増幅してしまいます。

抜けが多い本を選んでしまったことは、試験日が迫ってくる後半にならないと気が付かないのです。
したがって、購入するテキストには、それなりに情報量が必要であることを、ぜひ意識してください。

 

■分厚い本は、網羅率が高い傾向がある

一方、受験者の立場としてはゲンナリするような分厚いテキストや、絵や図が少なく、ひたすら文字で解説されているテキストは、逆に試験に対する網羅率は高い傾向があります。
これらのテキストをしっかり読みこなし、隅々まで暗記できるのなら、ほぼ合格は間違いないといえる書籍です。

しかしながら、情報量が多いため、薄い本に比べて学習に時間がかかるというデメリットはあります。それは学習時間を確保するなどの方法で乗り切らなくてはなりません。

 

■比較サイトに頼らず、あなたが直接比較すべき

すでにご説明した通り、「読みやすいテキストほど、得られる試験対策知識も少なくなる」ことを知っておいてください。
合格の可能性を第一に考えると、どうしても記述量が多い書籍を私はお勧めしたくなります。

しかしながら、受験者の皆様はそれぞれ学習に対するバックグラウンド・学習法が違います。
文字だけだとなかなか理解できないけれど、図や表があることで一気に理解が進む方もいます。
分厚いテキストを好み、受験するなら満点を目指すというモチベーションで勉強する人もいます。

ですので、皆様が実際に書店に足を運び、自分の目で適した書籍を見つけていただきたいと思います。
下記の項目を参考に、複数社のテキストを時間をかけてでも比較検討し、各人で自分なりの優劣をつけ、ご決断いただければと思います。

・情報量が他の書籍と比べて明らかに少ないものは、避ける。
・ある程度のマネー知識があれば、文字ばかりのテキストでも理解は進む。文字だらけであっても、軽く読んでみて抵抗感がなければ、選択肢の候補に入れる。
・図や表などわかりやすい図解を重視したい場合は、 「わかりやすい」「使えそう」と自分が感じた図解方式を採用しているテキストを候補に入れる。
・数ページごとに練習問題が付いているなど、読んで理解したことをその場でチェックできる仕組みをありがたいと感じたら、その書籍を候補に入れる。一方、別の問題集や過去問を使ってアウトプット学習を徹底的にする場合には、練習問題の付属具合は考慮しなくてよい。
・テキスト内の赤字の部分を、付属の赤いプラスチックの暗記シートで隠しながら読めるタイプのものもある。このような手法で学習をしたい場合は、これも候補に入れる。
ただし、別途問題集などでアウトプット学習を本格的にするつもりなら、気にするところではない。
・古本屋での購入は原則として避ける。なぜなら年金の金額や税制の特例など、毎年のようにある制度改正に対応できず、誤った知識で学習してしまうからです。古本屋で買うことによって得するお金より、再受験料の方が圧倒的に高いことを忘れてはならない。
・「スッキリ」「一発合格」などの宣伝文句や表紙のデザインは、気にしないこと。これらは受験者の皆様への配慮ではなく、本がたくさん売れるための配慮に過ぎない。表紙の印象が良くても、中身がダメな本は買うべきではない。

 

自分なりの基準でしっかりテキストを選べたら、それがあなたにとって最良の受験パートナーとなるに違いありません。
まだ購入されていない方は、本日の内容も参考にしていただき、選び方の一つの基準になればと思っています。
「他人の勧めではなく、あなたの本心で選んだものが最良である」という基準を信じて、合格目指してがんばってくださいね!

 

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次回は3月中旬ごろに、下記の勉強会を開催します。
●受験前に役立つ情報満載!FP合格ガイダンス会

日時、場所が決まりましたら、こちらで改めてご案内をいたします。
ご案内と同時に参加申し込みも受付開始します。もうしばらくお待ちください。

 

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