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2015年9月10日 (木)

第6分野「相続・事業承継」学習のポイント

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

「相続・事業承継」は、FP試験6分野の中で、最後となる分野です。
最後の分野なので、勉強が後手に回ってしまい、学習が手薄になりがちな分野でもあります。
実際、今の時点でまだこの分野の学習を始めていない・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしそうなら、早めに学習を始められるよう、学習スピードそのものを引き上げるなど、しっかり対策を取って下さいね。

相続のことを、これまでなんとなく意識していた人もいらっしゃると思いますが、人生の中でそう何度も経験することではありません。
この分野の勉強によって、初めて知ることがたくさんあるでしょう。
相続や贈与に関するいろいろな用語の意味を覚えなくてはなりませんし、計算問題にも対応できなくてはなりません。

最後の分野も、それまでの5分野と同じく、インプット学習とアウトプット学習を併用して、理解を深めていきましょう。特段難しい分野でもありませんので、決してあきらめず投げ捨てず、できるだけ得点を取れるよう、頑張って学習を進めていただきたいと思います。

 

今、世間では相続ブームです。というのも、今年から相続税が増税となり、いかに相続で損をしないかが、高齢者に限らず現役世代の関心ごとにもなっているからです。
相続セミナーも各地で頻繁に開催されています。相続分野に進出するファイナンシャルプランナーも増えています。
これからますますの高齢化社会を迎える中で、知っておいて損はない知識がたくさん得られる分野です。

試験学習の際は、学んだ知識を自分の家族のケースでどのように役立てられるか、考えながら勉強するとイメージがわきやすくなるでしょう。
自分が親から相続するとき、またご自身が子供へ相続するとき、などなど。

身近な事例と関連付けて学習すれば、理解も深まります。
限られた時間で効率よく学習するためにも、この点を意識してみてくださいね。

 

この分野でも、皆様がお使いの試験対策テキストに載っていないことが、出題されることもあるでしょう。特に2級はその傾向が強いです。
その場合は、公式サイトの「3級2級の難問を解説」のページも活用してください。このページには、市販の試験対策テキストで解説が漏れがちな内容を多く掲載しています。
利用は無料なので、ぜひご活用くださいね。

【3級2級の難問を解説】
http://money-study.net/fp/tisiki/
※PCスマホ両対応のサイトです。

 

さて、この分野での試験対策の重要ポイントを、いくつか皆様に問いかけをいたします。
試験に合格するうえでは、ぜひとも「はい」と答えてもらいたいものばかりです。

あなたは、いくつ「はい」と答えられますか?

 

(3級2級共通)

■贈与税の基礎控除額、申告期限について、説明できますか?

■贈与税の配偶者控除の特例について、その控除額と、適用要件について、説明できますか?

■相続時精算課税制度の概要と、適用を受けるための年齢要件、非課税額、非課税額を超えた場合の税率について、説明できますか?

■単純承認、限定承認、相続放棄のそれぞれについて、その概要、要件、申請までの期間、どこに申請するか、説明できますか?

■相続開始前3年間は、どのような取り扱いがなされているか、説明できますか?

■自筆証書遺言、秘密証書遺言、公正証書遺言のそれぞれの違いと特徴、メリットとデメリットを、説明できますか?

■法定相続人に子が含まれる場合、親が含まれる場合、兄弟姉妹が含まれる場合のそれぞれで、法定相続分を正しく計算できますか?

■指定分割、調停分割、審判分割、協議分割のそれぞれの特徴、違いについて、説明できますか?

■遺留分とは何か、遺留分の請求ができない法定相続人はだれか、遺留分を請求できる期間について、説明できますか?

■生命保険金の非課税額、死亡退職金の非課税額について、説明できますか?

■借地権、貸宅地、借家建付地、貸家建付借地権のそれぞれについて、その概要を説明でき、相続税評価額を計算できますか?

■小規模宅地等の特例が何かを説明でき、特定居住用宅地、特定事業用宅地、貸付用宅地のそれぞれの場合において、この特例を適用した時の土地の相続税評価額を正しく計算できますか?

■配偶者の相続税額控除について、その内容、適用要件、控除額について、説明できますか?

■相続税の申告期限と納税期限について、説明できますか?

■相続事例が与えられた時、納税すべき相続税の総額を正しく計算できますか?

 

(2級の方は、上記に加えてさらに下記についても確認してください)

■連年贈与、死因贈与のそれぞれの概要と、どのように贈与税が課税されるかを説明できますか?

■贈与の撤回、贈与契約の形態について、注意点も含めて説明できますか?

■贈与税と相続税のそれぞれで、延納と物納の取り扱いについて説明できますか? 取り扱いがある場合、その概要、注意すべき点、評価額への影響について、説明できますか?

■贈与税の配偶者控除の適用を受ける場合、現金贈与の場合と不動産贈与の場合のそれぞれで、控除される額を正しく計算できますか?

■法定後見制度と任意後見制度の制度の違い、それぞれの利用上の注意点、契約手順、後見人になれない人、後見監督人の役割など、後見制度の全体について説明できますか?

■養子と実子とで、相続上取り扱いが異なる点をすべて列挙し、どのような違いがあるのかをすべて説明できますか?

■自筆証書遺言について、遺言が無効となりがちな注意すべき点を5つ以上、説明できますか?

■換価分割と代償分割の違い、それぞれの特徴、代償分割時の課税体系について、説明できますか?

■使用貸借されている土地の評価額を正しく計算できますか?

■複数の土地を一体利用している場合、逆に一つの土地を複数用途で利用している場合の評価額を、正しく計算できますか?

■類似業種比準方式、純資産価額方式、配当還元方式のそれぞれの特徴、違いについて説明できますか? また、それぞれの方式で算出される株価を、どのような手法で下げることができるか、事例を挙げて説明できますか?

■預貯金、債券、投資信託、上場株式、個人向け国債、建物、土地、自社株など、あらゆる資産の相続税評価額を計算するうえで、その計算式や計算上注意すべき点を説明できますか?

■贈与税・相続税の納税猶予の特例制度の概要、適用要件、メリットとデメリットについて、説明できますか?(近年、この制度にさまざまな改正があります)

■相続事例が与えられた時、各種非課税特例や税加算のルールも加味したうえで、納税すべき相続税の総額を正しく計算できますか?

 

以上の問いかけに「はい」と答えられる自信と知識があれば、試験当日の問題文を見て、正誤を正しく判断できますし、計算問題も自信をもって解けるでしょう。
しかし「はい」と答えられないものが多ければ、お持ちのテキストや問題集でもう一度復習をして、試験当日までに備えてくださいね。

 

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【FP技能士3級・2級合格勉強会のご案内】
今後の勉強会の開催予定は下記の通りです。
●11月初旬ごろ:受験前に役立つ情報満載!FP合格ガイダンス会
●1月上旬ごろ:FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●1月中旬ごろ:FP3級 頻出重要ポイント総仕上げ勉強会

開催1か月前頃に、日時、場所が正式に決まり、参加申込も受付開始します。
改めてご案内いたしますので、予定の調整をお願いします♪

 

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