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2016年1月21日 (木)

[2級試験解説 やや難]青空駐車場の評価額と、分筆後の土地評価について

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

本日は、2015年9月のFP技能士試験の過去問を解説します。
(多くの受験者が間違えやすい問題、試験対策テキストでの対策が難しい
問題を中心に解説しています)

合格後のさらなる知識向上にも、役立ててくださいね。

 

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■ 2015年9月 FP技能士2級 学科 問59より
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【問題】

1.遊休地である宅地を青空駐車場として貸し付けることによって、その宅地は貸宅地として評価される。

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。
青空駐車場の場合は自用地評価額で評価します。

他人に貸しているのになぜ貸宅地にならないのか、疑問に思った方がいるかもしれませんね。少し掘り下げて説明しましょう。

一般的に土地を貸すという場合には、その土地をどのように利用するかは借主の意志で決定できます。このような場合には貸宅地として評価をします。
しかし駐車場の場合には、駐車場を借りている人(言い換えると駐車場利用者)がその土地を好きなように使うことはできません。あくまでも、指定されたスペースに駐車をすることだけが許可されています。
駐車場利用者には、土地そのものをどのように利用するかの決定権はありません。別の見方をすると、駐車場は土地の賃貸ではなく、土地所有者が自ら保有する土地の上で提供しているサービスともみなせます。

このような様態の貸し借りの場合は、借地権が発生しません。したがって、借地権割合を引き算する計算式は使えず、自用地で評価することになるのです。

 

 

【問題】

2.角地である一画地の宅地について、角地である宅地と角地ではない宅地とに分筆すれば、一体として利用していても、分筆後の評価額は一筆ごとの単位で評価される。

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。

宅地の評価額は、1筆の土地(不動産登記の単位)ごとにおこなうのではなく、利用の実態ごとに評価をすることになります。この評価単位を「画地」といいます。
本選択肢のように、1筆の土地を2筆の土地に分筆したとしても、それ全体を1画地として扱うため、2筆の土地をまとめて評価することとなります。

本選択肢とは異なり、土地を一体として利用していない場合に分筆したのであれば、分筆後の評価額は一筆ごとの単位で評価することとなります。

 

問題の解説は以上です。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後の勉強会の開催予定
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今後の勉強会の開催予定は下記の通りです。
●3月中旬ごろ:受験前に役立つ情報満載!FP合格ガイダンス会
●5月中旬ごろ:FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会

開催1か月前頃に、日時、場所が正式に決まり、参加申込も受付開始します。
改めてご案内いたしますので、予定の調整をお願いします♪

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