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2016年8月 9日 (火)

[3級試験解説]保険金の受取を据置いても、課税の対象になる

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

本日は、2016年5月のFP技能士試験の過去問を解説します。
(多くの受験者が間違えやすい問題、試験対策テキストでの対策が難しい
問題を中心に解説しています)

合格後のさらなる知識向上にも、役立ててくださいね。

 

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■ 2016年5月 FP技能士3級 実技(保険顧客) 問6より
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【問題】

3) 「Aさんが学資年金を受け取る際に、保険会社所定の据置きを選択し、実際に年金額を受け取らない場合は、所得税および住民税の課税対象にはなりません」

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。
3級としては、やや難しい問題だったと思います。

年金の据置きとは、規定の受取日に保険金を受け取らず、以後保険会社に運用をしてもらい、受け取り次期を後にずらして受取金額を増やすことを指します。
老齢年金の繰下げのような制度だとイメージしてください。

年金を受け取らずに据え置いた場合であっても、本来の受取時期に所得税・住民税の課税対象となります。受け取った時期に課税されるわけではないのです。したがって本記述は「不適切」となります。

なぜかというと、いったん契約者が保険金を受け取った後、それを保険会社に預けて運用する、と税法上は考えます。
このため、本来の受取時期に一度お金を受け取り、それに課税されると解釈されているのです。

ちなみに、据置期間中に増えた金額(利息とも言います)に対しても、雑所得として所得税・住民税の課税対象となります。
また、個人年金に限らず、養老保険の満期金など、生存中に給付を受ける金額に対して据え置きを選択した場合も同様に、上記の通り課税がなされます。

 

問題の解説は以上です。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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