最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 第4分野「タックスプランニング」学習のポイント | トップページ | 「FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会」最終ご案内です »

2017年1月 6日 (金)

[2級試験解説 やや難]仮登記された不動産にも、抵当権の登記は可能

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

本日は、2016年9月のFP技能士試験の過去問を解説します。
多くの受験者が間違えやすい問題、試験対策テキストでの対策が難しい
問題を中心に解説しています。
基本事項は皆様の日々の学習で、ちょっと手が届きにくい難しい事項を
こちらで勉強してくださいね。

合格後のさらなる知識向上にも、役立てられますよ。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2016年9月 FP技能士2級 学科 問41より
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【問題】

2.(不動産登記に関して)所有権移転の仮登記がされた不動産に対しては、抵当権設定登記をすることができない。

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。
仮登記がなされた不動産に対しても、抵当権の設定登記を行うことは可能です。

少し複雑な話になりますが、事例を使ってご説明しましょう。
あなたはAさんにお金を貸すと同時に、Aさん所有の不動産を担保とするため、そのAさん所有の不動産に抵当権の設定登記をしようとしました。
しかしその不動産には、所有権がAさん⇒Bさんへと移転する、所有権移転の仮登記がなされていたとします。

仮登記がなされていても、抵当権の設定登記を行うことはできます。
しかしその仮登記が本登記に変わったとき、その不動産の所有権はBさんへと移ってしまいます。
こうなると、不動産はBさんの所有なので、その不動産をAさんの借金の担保とすることはできません(すでにAさん所有の不動産ではないため)
このとき、あなたが行った抵当権設定登記は無効となってしまうのです。

一方で、本登記がなされず仮登記が取り消された場合には、所有権はAさんのままとなるので、抵当権設定登記は有効となります。

このように、仮登記がなされている不動産に対して抵当権の権利設定は行うことはできます。
しかし仮登記には順位の保全効果があるため、このような状況下での抵当権設定登記を行うと、無効となるリスクが伴うのです。

というところまでイメージできれば、この問題も答えやすくなるでしょう。参考にしてくださいね。

 

問題の解説は以上です。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、多くの受験者が間違えやすい点を濃縮した問題を解き、得点
アップのポイントを短時間でたくさん身につけられる勉強会です。

今後の開催日:
●2017/1/9(月・祝) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●2017/1/14(土) FP技能士3級 頻出重要ポイント総仕上げ勉強会

学びは濃いですが、グループワークもあり、楽しく学べる和やかな雰囲気です。

・勉強不足を解消し、より合格の可能性を高めたい!
・同じ受験者同士で、モチベーションを高めあいながら勉強したい!
・学んだFP知識が、仕事やプライベートでどう活用できるかも学びたい!

とお考えの方にとってピッタリの、役に立つオススメの勉強会です。

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから!
http://money-study.net/fp/session/
※PCスマホ両対応のサイトです。

皆様の周りに受験予定者がいらっしゃれば、ぜひ当勉強会をご紹介ください!
みんなで合格を勝ち取りましょう!

 

« 第4分野「タックスプランニング」学習のポイント | トップページ | 「FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会」最終ご案内です »

不動産」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 第4分野「タックスプランニング」学習のポイント | トップページ | 「FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会」最終ご案内です »