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2017年5月20日 (土)

[3級試験解説]NOI利回りの計算式について

本日は、2017年1月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストでの対策がしづらく、多くの受験者が間違えやすい問題を
中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立ちますよ。

 

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■ 2017年1月 FP技能士3級 実技(個人資産) 問12より
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【問題】

《設例》の〈建築を検討している賃貸アパートの概要〉に基づいてAさんが賃貸アパートを建築し、賃貸する場合の建築費等投資額に対する純利回り(NOI利回り)として、次のうち最も適切なものはどれか。

建築費等投資額 7200万円
年間賃貸収入 720万円
年間運営費用 216万円(減価償却費、借入金利子を含まない)
減価償却費(年間) 288万円
借入金利子(年間) 144万円

 

【解答と解説】

正解は、504万÷7200万円×100=7% です。
NOI利回りの計算では、単純に収入額から運営費用を引き算したものを使用します。
したがって、(720万-216万)÷7200万円×100=7%となるのです。

借入金の利子は支出ではありますが、NOI利回りの計算には含めません。
これは、NOI利回りは不動産の調達方法(借り入れをしたかどうか)によって計算結果が変わることがないよう、考えられているからなのです。

実際の支出ではない減価償却費は、NOI利回りの計算には含めません。

ちなみに、減価償却費を考慮して、
(年間賃料収入-年間運営費用-減価償却費)÷投資額
の計算式で計算するものを、「投下資本収益率」といいます。

こちらは、建物の価値が年々下がることをも考慮して、投資判断をする場合に用いられる指標です。
不動産投資ファンドでは、この指標を考慮して不動産の売買戦略・活用戦略を立案している場合もあるそうです。

 

問題の解説は以上です。

基本事項は皆様の日々の学習で習得できますが、日々の学習でも得点しづらい
ちょっと難しい点を、こちらで補強してくださいね。
このようなポイントを理解しているかどうかが、合格ラインを超える力と
なっていきますよ。

今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、多くの受験者が間違えやすい点を補強し、得点アップの
ポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
●5/13(土) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/21(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント総仕上げ勉強会

<姉妹サイトの勉強会日程>
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AFP取得時にも作るキャッシュフロー表を専用ソフトで作り、実際の家計相談
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