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カテゴリー「贈与・相続・事業承継・民法」の134件の記事

2018年5月23日 (水)

第6分野「相続・事業承継」学習のポイント

「相続・事業承継」は、FP試験6分野の中で、最後となる分野です。
最後の分野なので、勉強が後手に回ってしまい、学習が手薄になりがちです。
実際、まだこの分野の学習を始めていない方もいらっしゃるでしょう。
もしそうなら、早めに学習を始めて、学習スピードも引き上げるなど、しっかり対策を取って下さいね。

相続のことを、これまでなんとなく意識していた人もいらっしゃるでしょう。
相続は、人生の中でそう何度も経験することではありません。
この分野の勉強によって、初めて知ることがたくさんあるでしょう。
相続や贈与に関するいろいろな用語の意味を覚えなくてはなりません。
計算問題にも対応できなくてはなりません。

最後の分野も、これまでの5分野と同じく、インプット学習とアウトプット学習を併用して、理解を深めていきましょう。
特段難しい分野でもありませんので、決してあきらめず、できるだけ得点を取れるよう、頑張って学習を進めて下さいね。

 

今、世間は相続ブームです。相続税が増税となり、いかに相続で損をしないかが、高齢者に限らず現役世代の関心ごとにもなっています。
相続に関する制度改正も毎年のようにあるので、相続セミナーも各地で頻繁に開催されています。
相続分野に進出するファイナンシャルプランナーも増えています。
ますますの高齢化社会を迎える中、役立つ知識がたくさん得られる分野です。

自分が親から相続するとき、またご自身が子供へ相続するときに、試験学習で学んだことをどう役立てられるか考えながら勉強すると、理解も深まるでしょう。
限られた時間で効率よく学習するためにも、この点を意識してみてくださいね。

 

過去問学習では、皆様がお使いの試験対策テキストに載っていないことが、出題されることもあるでしょう。特に2級はその傾向が強いです。
その場合は、公式サイトの「FP3級2級過去問 難問を解説」のページも活用して下さい。
試験対策テキストで解説が漏れがちな内容を、1000項目以上掲載しています。
利用は無料なので、ぜひご活用くださいね。

【FP3級2級過去問 難問を解説】
https://money-study.net/fp/tisiki/

 

さて、この分野での重要ポイントを、いくつか皆様に問いかけをいたします。
試験合格においては、ぜひとも「はい」と答えてもらいたいものばかりです。

あなたは、いくつ「はい」と答えられますか?

 

(3級2級共通)

■贈与税の基礎控除額、申告期限について、説明できますか?

■贈与税の配偶者控除の特例について、控除額と適用要件を説明できますか?

■相続時精算課税制度の概要と、適用を受けるための年齢要件、非課税額、非課税額を超えた場合の税率について、説明できますか?

■単純承認、限定承認、相続放棄のそれぞれについて、その概要、要件、申請までの期間、どこに申請するか、説明できますか?

■相続開始前3年間は、どのような取り扱いがなされているか、説明できますか?

■自筆証書遺言、秘密証書遺言、公正証書遺言のそれぞれの違いと特徴、メリットとデメリットを、説明できますか?

■法定相続人に子が含まれる場合、親が含まれる場合、兄弟姉妹が含まれる場合のそれぞれで、法定相続分を正しく計算できますか?

■指定分割、協議分割、調停・審判分割の特徴、違いを説明できますか?

■遺留分とは何か、遺留分の請求ができない法定相続人はだれか、遺留分を請求できる期間について、説明できますか?

■生命保険金の非課税額、死亡退職金の非課税額について、説明できますか?

■借地権、貸宅地、借家建付地、貸家建付借地権のそれぞれについて、その概要を説明でき、相続税評価額を計算できますか?

■小規模宅地等の特例について説明でき、特定居住用宅地、特定事業用宅地、貸付用宅地のそれぞれの場合における相続税評価額を正しく計算できますか?

■配偶者の相続税額控除の内容、適用要件、控除額を、説明できますか?

■相続税の申告期限と納税期限について、説明できますか?

■相続事例が与えられた時、納税すべき相続税の総額を正しく計算できますか?

 

(2級の方は、上記に加えてさらに下記についても確認してください)

■連年贈与、死因贈与のそれぞれの概要と、どのように贈与税が課税されるかを説明できますか?

■贈与の撤回、贈与契約の形態について、注意点も含めて説明できますか?

■贈与税と相続税のそれぞれで、延納と物納の取り扱いはありますか?
取り扱いがある場合、適用要件、評価額計算上の注意点を説明できますか?

■贈与税の配偶者控除の適用を受ける場合、現金贈与の場合と不動産贈与の場合のそれぞれで、控除される額を正しく計算できますか?

■法定後見制度と任意後見制度の制度の違い、それぞれの利用上の注意点、契約手順、後見人になれない人、後見監督人の役割など、後見制度の全体について説明できますか?

■養子と実子とで、相続上取り扱いが異なる点を詳しく説明できますか?

■自筆証書遺言で、無効となりがちな注意点を5つ以上、説明できますか?

■換価分割と代償分割の違い、それぞれの特徴、代償分割時の課税体系について、説明できますか?

■使用貸借されている土地の評価額を正しく計算できますか?

■複数の土地を一体利用している場合、逆に一つの土地を複数用途で利用している場合の評価額を、正しく計算できますか?

■類似業種比準方式、純資産価額方式、配当還元方式のそれぞれの特徴、違いを説明できますか? また、それぞれの方式で算出される株価を、どのような手法で下げられるか、事例を挙げて説明できますか?

■預貯金、債券、投資信託、上場株式、個人向け国債、建物、土地、自社株など、あらゆる資産の相続税評価額を正しく計算できますか?

■贈与税・相続税の納税猶予の特例制度の概要、適用要件、メリットとデメリットを説明できますか?(近年この制度に多くの改正があります)

■相続事例が与えられた時、各種非課税特例や税加算のルールも加味したうえで、納税すべき相続税の総額を正しく計算できますか?

 

以上の問いかけに「はい」と答えられる自信と知識があれば、試験当日には正誤を正しく判断でき、計算問題も解けるでしょう。
しかし「はい」と答えられないものが多ければ、お持ちのテキストや問題集でもう一度復習をして、試験当日までに備えてくださいね。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

<姉妹サイト FPスキル実践活用勉強会の日程>
●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
●6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会

参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
https://money-study.net/fp/session/

 

2018年5月22日 (火)

[2級試験解説 やや難]相続に関する時事問題

本日は、2018年1月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

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■ 2018年1月 FP技能士2級 学科 問60より
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【問題】

1.平成29年1月1日から、取引相場のない株式等を評価する際の判定基準における会社規模の区分が改正された。

 

【解答と解説】

この記述は適切です。昨年度の法改正問題ですね。
会社規模の区分の1つである「大会社」を判定する基準として、以前は従業員数が100人以上だったのですが、平成29年1月から70人以上と変更されました。

 

 

【問題】

2.国税庁が発表した相続税の申告状況によると、日本全体で平成27年中に相続税の課税対象となった被相続人数は、平成26年より増加した。

 

【解答と解説】

この記述は適切です。
平成27年1月に相続税の改正があり、相続税の基礎控除額の引き下げなどが行われました。これによって、相続税の課税対象となった被相続人の数は増加しています。
ちなみにその人数は、平成26年は5万6000人でしたが、平成27年には10万3000人へと増加しています。

 

 

【問題】

3.日本公証人連合会が発表した遺言公正証書作成件数によれば、1年間に全国で作成された遺言公正証書の件数は、平成19年から平成28年までの10年間にわたり、減少が続いていた。

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。この10年間で、公正証書遺言の件数は増加傾向で推移しています。
詳しくは、下記の日本公証人連合会のサイトをご覧ください。
http://www.koshonin.gr.jp/news/nikkoren/n20170301.html

 

 

【問題】

4.平成29年度税制改正において、非上場株式等についての贈与税の納税猶予および免除の特例を受ける場合の贈与税額の計算に当たって、相続時精算課税を適用できることとなった。

 

【解答と解説】

この記述は適切です。
それまでは相続時精算課税制度と併用できなかったために、この特例の適用後に猶予が終了し、税額を支払わなければならなくなった時に、猶予されていた多額の贈与税の支払いを余儀なくされていました。
(万一このようになった時に贈与税額を払えなくなることから、この特例の利用を見送るケースも実際にあります)

相続時精算課税制度と併用できるようになったことで、猶予が終了してしまった場合にも、税負担を軽減できるようになりました。
通常の贈与税は、1000万円程度で最高税率が適用されますが、相続時精算課税制度だと税率は20%に抑えられているためです。

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

<姉妹サイト FPスキル実践活用勉強会の日程>
●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
●6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会

参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
https://money-study.net/fp/session/

 

2018年5月21日 (月)

[2級試験解説 やや難]遺留分に関する民法の特例についての出題

本日は、2018年1月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

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■ 2018年1月 FP技能士2級 実技(中小事業主) 問15より
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【問題】

<中略>
長男Cさんが本特例(注:遺留分に関する民法の特例)の適用を受けるためには、Aさんからの贈与によりX社株式を取得したことによりX社の総株主の議決権の( 2 )を有するなどの要件を満たしたうえで、妻Bさん、二男Dさんおよび長女Eさんと書面によって合意し、経済産業大臣の確認を受け、( 3 )の許可を受ける必要がある

(2)に入る言葉は「過半数」です、(3)に入る言葉は「家庭裁判所」です。
「遺留分に関する民法の特例」は、議決権総数の過半数の非上場株式を、後継者に集中するように贈与を行った場合に使える特例となっています。
本来、遺留分は民法で定められた割合(一般的なケースでは法定相続分の1/2)が、どの国民にも適用されます。
しかしこの特例を使うと、一部の相続人の遺留分減殺請求の範囲が狭くなるため、相続人全員の合意と、家庭裁判所の許可まで必要な制度となっているのです。

本特例については、公式サイトの「FP3級2級過去問 難問を解説」のページにて詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

【遺留分に関する民法の特例】
https://money-study.net/fp/tisiki/6-iryubun-exception.htm

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

<姉妹サイト FPスキル実践活用勉強会の日程>
●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
●6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会

参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
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2018年5月20日 (日)

[2級試験解説 3級の方も参考に]死亡保険金は、遺留分算定の基礎となる財産に含まれるかどうか

本日は、2018年1月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

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■ 2018年1月 FP技能士2級 実技(生保顧客) 問6より
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【問題】

3 「死亡保険金は、特段の事情がない限り、遺留分算定の基礎となる財産に含まれます。他の相続人の遺留分を侵害しないように、加入する保険金額について十分に検討する必要があります」

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。
遺留分算定の基礎となる財産は、被相続人の死亡時点で、被相続人が所有していた財産となります。死亡保険金はこれに含まれませんので、遺留分算定の基礎となる財産には含まれないことになるのです。

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
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試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

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●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
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2018年5月19日 (土)

[2級試験解説 3級の方も参考に]相続人に兄弟姉妹がいる場合の、配偶者の遺留分

本日は、2018年1月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

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■ 2018年1月 FP技能士2級 実技(FP協会) 問17より
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【問題】

(注:法定相続人が、配偶者である妻と、兄弟姉妹のみである場合)
・被相続人の妻の法定相続分は( ア )、遺留分は( イ )。

 

【解答と解説】

(ア)に入る言葉は「3/4」、(イ)に入る言葉は「1/2」です。
このケースにおいては、兄弟姉妹には遺留分がありませんので、全財産の1/2が配偶者の遺留分となるのです。

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

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2018年5月18日 (金)

[2級試験解説 3級の方も参考に]未成年者の婚姻では、父母の両方の同意が必要か

本日は、2018年1月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

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■ 2018年1月 FP技能士2級 学科 問51より
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【問題】

3.未成年者が婚姻をする場合、父母双方の同意を得なければならないため、そのいずれか一方の同意しか得られないときは、婚姻できない。

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。
正しくは「いずれか一方の同意が得られれば婚姻できる」です。

両方ではなく一方の同意だけとされた背景として、父母の一方が行方不明であったり、病気等で意思表示を行えない状況を想定したからと言われています。

したがって、父母の一方が結婚相手に納得せず同意してくれなかったとしても、もう一方からの同意が得られれば、未成年者も結婚をすることができるのです。

ちなみに父母がともに、すでに他界している、または上記に述べた理由で生存しているが意思表示を行えない場合には、その事情が役所に受理されれば、その未成年者は同意不要で婚姻可能とされています。
別の代理人の同意までは、必要ありません。

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●5/13(日) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●5/20(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

<姉妹サイト FPスキル実践活用勉強会の日程>
●6/23(土) FP相談:価値観が違う夫婦の不安を解決するライフプランニング編
●6/23(土) FPなら知っておくべきお金の新制度&制度改正 勉強会

参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
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2018年1月23日 (火)

第6分野「相続・事業承継」学習のポイント

「相続・事業承継」は、FP試験6分野の中で、最後となる分野です。
最後の分野なので、勉強が後手に回ってしまい、学習が手薄になりがちです。
実際、まだこの分野の学習を始めていない方もいらっしゃるでしょう。
もしそうなら、早めに学習を始めて、学習スピードも引き上げるなど、しっかり対策を取って下さいね。

相続のことを、これまでなんとなく意識していた人もいらっしゃるでしょう。
相続は、人生の中でそう何度も経験することではありません。
この分野の勉強によって、初めて知ることがたくさんあるでしょう。
相続や贈与に関するいろいろな用語の意味を覚えなくてはなりません。
計算問題にも対応できなくてはなりません。

最後の分野も、これまでの5分野と同じく、インプット学習とアウトプット学習を併用して、理解を深めていきましょう。
特段難しい分野でもありませんので、決してあきらめず、できるだけ得点を取れるよう、頑張って学習を進めて下さいね。

 

今、世間は相続ブームです。相続税が増税となり、いかに相続で損をしないかが、高齢者に限らず現役世代の関心ごとにもなっています。
相続に関する制度改正も毎年のようにあるので、相続セミナーも各地で頻繁に開催されています。
相続分野に進出するファイナンシャルプランナーも増えています。
ますますの高齢化社会を迎える中、役立つ知識がたくさん得られる分野です。

自分が親から相続するとき、またご自身が子供へ相続するときに、試験学習で学んだことをどう役立てられるか考えながら勉強すると、理解も深まるでしょう。
限られた時間で効率よく学習するためにも、この点を意識してみてくださいね。

 

過去問学習では、皆様がお使いの試験対策テキストに載っていないことが、出題されることもあるでしょう。特に2級はその傾向が強いです。
その場合は、公式サイトの「FP3級2級過去問 難問を解説」のページも活用して下さい。
試験対策テキストで解説が漏れがちな内容を、1000項目以上掲載しています。
利用は無料なので、ぜひご活用くださいね。

【FP3級2級過去問 難問を解説】
https://money-study.net/fp/tisiki/

 

さて、この分野での重要ポイントを、いくつか皆様に問いかけをいたします。
試験合格においては、ぜひとも「はい」と答えてもらいたいものばかりです。

あなたは、いくつ「はい」と答えられますか?

 

(3級2級共通)

■贈与税の基礎控除額、申告期限について、説明できますか?

■贈与税の配偶者控除の特例について、控除額と適用要件を説明できますか?

■相続時精算課税制度の概要と、適用を受けるための年齢要件、非課税額、非課税額を超えた場合の税率について、説明できますか?

■単純承認、限定承認、相続放棄のそれぞれについて、その概要、要件、申請までの期間、どこに申請するか、説明できますか?

■相続開始前3年間は、どのような取り扱いがなされているか、説明できますか?

■自筆証書遺言、秘密証書遺言、公正証書遺言のそれぞれの違いと特徴、メリットとデメリットを、説明できますか?

■法定相続人に子が含まれる場合、親が含まれる場合、兄弟姉妹が含まれる場合のそれぞれで、法定相続分を正しく計算できますか?

■指定分割、協議分割、調停・審判分割の特徴、違いを説明できますか?

■遺留分とは何か、遺留分の請求ができない法定相続人はだれか、遺留分を請求できる期間について、説明できますか?

■生命保険金の非課税額、死亡退職金の非課税額について、説明できますか?

■借地権、貸宅地、借家建付地、貸家建付借地権のそれぞれについて、その概要を説明でき、相続税評価額を計算できますか?

■小規模宅地等の特例について説明でき、特定居住用宅地、特定事業用宅地、貸付用宅地のそれぞれの場合における相続税評価額を正しく計算できますか?

■配偶者の相続税額控除の内容、適用要件、控除額を、説明できますか?

■相続税の申告期限と納税期限について、説明できますか?

■相続事例が与えられた時、納税すべき相続税の総額を正しく計算できますか?

 

(2級の方は、上記に加えてさらに下記についても確認してください)

■連年贈与、死因贈与のそれぞれの概要と、どのように贈与税が課税されるかを説明できますか?

■贈与の撤回、贈与契約の形態について、注意点も含めて説明できますか?

■贈与税と相続税のそれぞれで、延納と物納の取り扱いはありますか?
取り扱いがある場合、適用要件、評価額計算上の注意点を説明できますか?

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■養子と実子とで、相続上取り扱いが異なる点を詳しく説明できますか?

■自筆証書遺言で、無効となりがちな注意点を5つ以上、説明できますか?

■換価分割と代償分割の違い、それぞれの特徴、代償分割時の課税体系について、説明できますか?

■使用貸借されている土地の評価額を正しく計算できますか?

■複数の土地を一体利用している場合、逆に一つの土地を複数用途で利用している場合の評価額を、正しく計算できますか?

■類似業種比準方式、純資産価額方式、配当還元方式のそれぞれの特徴、違いを説明できますか? また、それぞれの方式で算出される株価を、どのような手法で下げられるか、事例を挙げて説明できますか?

■預貯金、債券、投資信託、上場株式、個人向け国債、建物、土地、自社株など、あらゆる資産の相続税評価額を正しく計算できますか?

■贈与税・相続税の納税猶予の特例制度の概要、適用要件、メリットとデメリットを説明できますか?(近年この制度に多くの改正があります)

■相続事例が与えられた時、各種非課税特例や税加算のルールも加味したうえで、納税すべき相続税の総額を正しく計算できますか?

 

以上の問いかけに「はい」と答えられる自信と知識があれば、試験当日には正誤を正しく判断でき、計算問題も解けるでしょう。
しかし「はい」と答えられないものが多ければ、お持ちのテキストや問題集でもう一度復習をして、試験当日までに備えてくださいね。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次の5月試験に向けた勉強会を、下記日程で予定しています。
 ・3月中旬ごろ:受験前に役立つ情報満載!FP合格ガイダンス会
 ・5月上旬ごろ:FP2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
 ・5月中旬ごろ:FP3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会
開催1か月前頃に日時・場所を決定し、参加申込も受付開始します。
決定次第、こちらでご案内いたします。

<姉妹サイト FPスキル実践活用勉強会の日程>
●2018/2/17(土) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう

参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
https://money-study.net/fp/session/

 

2018年1月21日 (日)

[2級試験解説 やや難]相続税・贈与税の納税猶予制度についての改正事項

本日は、2017年9月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2017年9月 FP技能士2級 実技(中小事業主) 問15より
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【問題】

「本制度(注:非上場株式等についての贈与税の納税猶予制度)は、後継者である受贈者(経営承継受贈者)が、非上場会社(認定贈与承継会社)の先代経営者である贈与者から、贈与によりその会社の株式等の全部または一定数以上を取得し、その会社を経営していく場合に、受贈者が納付すべき贈与税額のうち、猶予対象株式等に対応する贈与税の全額の納税が猶予される制度である。
本制度の適用を受けるためには、『中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律』に基づき、対象となる非上場会社が( 1 )の認定を受ける必要がある。
<中略>

 

【解答と解説】

( 1 )に入る文字は「都道府県知事」です。
とても細かい法改正事項にあたると思いますが、平成29年4月1日からは都道府県知事が認定を行うことになりました。
それ以前は、経済産業大臣が認定を行っていました。

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、こちらで補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●2018/1/13(土) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●2018/1/21(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

<姉妹サイト FPスキル実践活用勉強会の日程>
●2018/1/14(日) 家計シミュレーションソフトで家計分析・改善をやってみよう
●2018/1/14(日) 保険見直しFP相談やってみよう(自分と家族の保障で板挟み編)
●2018/2/17(土) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう

参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
https://money-study.net/fp/session/

 

2018年1月20日 (土)

[2級試験解説 やや難]非上場会社の株式評価における大会社の適用要件について

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

本日は、2017年9月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

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■ 2017年9月 FP技能士2級 実技(中小事業主) 問13より
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【問題】

1.(平成29年1月1日以後において)評価しようとする株式の発行会社の規模区分の金額等の基準について、大会社および中会社の適用範囲が拡大され、直前期末以前1年間における従業員数が50人以上の会社は「大会社」とされた。

 

【解答と解説】

この記述は不適切です。
「50人」を「70人」に直すと正しい文章になります。

以前は判定の従業員数が100人でしたが、平成29年1月から70人に引き下げられました。

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、こちらで補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
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試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●2018/1/13(土) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●2018/1/21(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

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参加申し込み、詳細はこちらから!(※PCスマホ両対応のサイトです)
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2018年1月18日 (木)

[2級試験解説 やや難]借家権の評価と権利金の関連性

本日は、2017年9月のFP技能士試験の過去問を解説します。
市販テキストに記述がないなど、日々の学習で対策しづらく得点しにくい
問題を中心に解説しています。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!

 

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■ 2017年9月 FP技能士2級 学科 問58より
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【問題】

3.借家権は、この権利が権利金等の名称をもって取引される慣行のない地域にあるものについては、評価しない。

 

【解答と解説】

この記述は適切です。
多くの方は、建物を借りる時の権利金になじみがないと思いますので、少し詳しく解説します。

一般的に、居住用の建物を借りる場合には、この借家権のやり取りはありません。
(礼金を「権利金」と説明しているサイトもありますが、礼金のイメージとしての説明であり、相続税法に基づく説明ではありません)

したがって、賃貸住宅を契約してそこにお住いの方が亡くなった場合に、相続税の計算で「借家権」を評価することはありません。

一方、事業用の目的で建物を借りる場合に、あるまとまった金額を権利金として貸主(大家さん)に支払う場合があります。このようなケースで相続が発生した場合には、その借家権をテキストに載っている評価額で評価することになるのです。

 

問題の解説は以上です。

このようなちょっと難しい点を、こちらで補強し積み重ねていくことで、
合格ラインを超える力となっていきますよ。
今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!

 

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■ 今後のFP技能士3級2級合格勉強会の開催予定
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試験頻出の点、それなりに勉強しても間違えやすい点を補強し、
得点アップのポイントを短時間でたくさん学べる勉強会です。
学びは濃いですが、みんなで楽しく学べる和やかな雰囲気です♪

今後の開催日:
●2018/1/13(土) FP技能士2級 頻出重要ポイント&難問対策総仕上げ勉強会
●2018/1/21(日) FP技能士3級 頻出重要ポイント(2級基礎)総仕上げ勉強会

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●2018/2/17(土) 若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう

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