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2014年12月29日 (月)

【2級向け解説】天引きされた介護保険料の、社会保険料控除について

みなさま、こんにちは。
FP技能士3級2級合格勉強会運営スタッフ(公式サイト管理人)の佐藤です。

本日は、2014年9月のFP技能士試験の過去問を解説いたします。
(中でも、多くの受験者が間違えやすい問題、試験対策テキストの記述が不足
している点に重点を置いて解説しています)

皆様のために、ややこしい内容も分かりやすく解説していきます。
これを読んで、レベルアップしていきましょう!

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2014年9月 FP技能士2級 学科 問34より

【問題】

2.納税者と生計を一にする配偶者(66歳)が受け取っている公的年金から徴収されている介護保険料は、納税者の社会保険料控除の対象となる。

 

【解答と解説】

この選択肢は不適切です。
本選択肢は、納税システムにも踏み込んだ内容となっており、正確な理解をもって解答できた受験者は少ないと思われます。
順を追って、説明していきます。

まず、本選択肢から離れた内容となりますが、「納税者と生計を一にする親族(配偶者含む)の社会保険料の支払いは、納税者の社会保険料控除の対象になる」という考えは正しいです。例えば、妻の介護保険料を夫が支払った場合、夫側で社会保険料控除の適用になるという意味です。
これは多くのFP試験対策テキストに書かれています。したがってこの理解から、本選択肢を適切と考えてしまった受験者も多かったと思われます。

しかし、本選択肢は公的年金からの直接的に控除され、徴収される社会保険料の話です。
実はこの場合は、配偶者の口座に入金されるお金(すなわち配偶者が保有する資金)から直接引き落とされることから、配偶者が支払ったとみなされるのです。納税者が支払ったとはみなされないので、本選択肢は不適切、といえるのです。

非常に細かい点ですが、余裕があればこの点も理解しておきましょう。

以下は、本選択肢に関する補足情報です。
通常、年金受給者にかかる社会保険料(介護保険料、国民健康保険料、後期高齢者医療制度保険料)は、その者が受給する年金額から徴収されます(要するに、年金からの天引き)。これを、特別徴収と言います。
しかし、受給年金額が年18万円未満の場合には、市区町村で手続きを行うことで、特別徴収から口座振替に切り替えることができます。
口座振替であれば、生計一の親族の社会保険料を納税者が支払うことで、それを納税者の社会保険料控除の対象にすることができます。

少々説明が長くなりましたが、日本の納税システムにおいては「誰が支払ったのか」ということがかなり細かく規定されています。ややこしいですね。

 

※今後も定期的に、9月試験の過去問解説を連載していきます。お楽しみに!

 

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